この記事は2025年9月16日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。

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2025年9月16日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。
現在の為替相場の傾向や相場観
今週は18日(木)日本時間未明にFOMCがあり、それに向けてドル売りが進むかと思っている。
また、FOMC後のパウエルFRB議長の会見内容やドットチャートがどうなるかが注目される。
現在の為替相場の戦略やスタンス
現状のマーケットは年内3回の利下げを織り込んでいるが、それが2回となるとFRB内はタカ派傾向なのではないかということで、意外とドルの買い戻しが進むかもしれない。
ただ、全体的に米景気後退が近いのではないかという意見も強まっており、年内3回が基本路線だが、10月にも50bpの利下げがあるのではないかという話も出ているため、年末に向けて少しドル安傾向かと思っている。
▽米ドル/円 日足チャート

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※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。