セイコーエプソン <6724> は17日、米国ウィスコンシン州を拠点とする産業用途向けラベルプリンター販売会社K-Sun社を買収したと発表した。
K-Sun社は工場や工事現場などの安全表示や、ケーブル・パイプ等の識別に用いられる産業用途向けラベルプリンターの販売会社。エプソンはK-Sun社の30年以上にわたって蓄積してきた顧客層へのアプローチが可能となるため、さらなる事業拡大を図っていく。
ビジュアルプロダクツ事業部長の渡辺潤一氏は「K-Sun社がエプソングループに加わったことで、これまでのパートナーシップ関係をさらに発展させることができ大変うれしく思います。これにより、K-Sun社が得意とする産業用途の市場にもエプソンブランドの商品をお届けすることができ、この重要な市場においてさらに販売を拡大していくことが可能となります」とコメントしている。
なお、18日のセイコーエプソンの株価は前日終値5490円から買いが先行。午前9時8分には前日比140円高の5630円まで買われている。
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