| 日経平均 | 50,212.27円 ▼1,284.93円 |
| 為替 | 1ドル=153.64円 |
| 売買高(東証プライム、以下同) | 36億8,106万株 |
| 売買代金 | 9兆0582億33百万円 |
| 値上り銘柄数 | 420銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 1,146銘柄 |
| 騰落レシオ(25日) | 92.53% |
市況概況
大暴落から後場になって切り返し
米国株が軟調、特にナスダック指数が大幅安となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安くなったことから本日の日本市場は売り先行となった。
これまでAI関連として買われすぎた銘柄が軒並み売り気配を切り下げて始まるなど大きな下落となり、売りが売りを呼ぶ形で大暴落となった。特にアドバンテストとソフトバンクG、東京エレクトロンが3社で日経平均を1,500円以上押し下げ、ほぼ安値で大暴落で前場の取引を終えた。
昼の時間帯からは買い戻しを急ぐ動きなども見られて切り返し、後場は大きく戻して始まった。49,000円を意識するようなところまで売られたものが節目の一つである49,500円を超えて始まり、50,000円水準では上値を押さえられたが、買い戻しも入り結局は安値からは大きく戻し50,000円台は維持して引けた。それでも大きな下落には違いないが何とか下げ渋りとなった。
小型銘柄も総じてさえない展開だった・グロース250指数やグロース株指数は一時大幅安水準まで売られたが、最後は買い戻しもあり軟調となった。先物は売り急ぐ場面もあり指数を大きく下押す要因の一つとなった。午後になってからは逆に買い戻しを急ぐ動きなども見られ、大きく戻す原動力となった。
一気に50,000円を割り込むどころか49,000円近くまで急落となった。買い戻し一巡となったものから売られたという状況であり下がるから売る、売るから下がるというような状況となった。これで本格的な調整となると思われ、買われすぎ銘柄の修正安が続くだろう。下値模索ということになりそうだ。
テクニカル分析
日経平均
大きな下落となり、さらに25日移動平均線や基準線のサポートを確認することになるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!



