この記事は2025年11月10日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=ImageFlow/stock.adobe.com)

2025年11月10日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

現在の為替相場の傾向や相場観

米政府一部閉鎖が続く中で、経済指標が発表されず手探り状況でのトレードとなっている。

再来週にはサンクスギビングもあり、このまま長引けば景気にかなりの影響を与えてしまうので早く閉鎖が解除されるといいが、解除されても正常な数値が出てくるまではかなり時間がかかるだろう。それまではやはり手探り状態でのトレードとはなりそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

テクニカルとしても、イレギュラーで大きく動けない状態だ。

米ドル/円はサポートもされているが頭も重い。このチャートの形では緩やかな下降トレンドラインを上抜ける際、勢いがつくようなパターンで大きく上振れしていくのだが、あまりブレイクアウトでのトレードはやりたくないところ。

逆にこの下降トレンドライン辺りでは売りにしてみようかと思っている。ただし売っても大きくは下がらない可能性があるので、あくまでも短期的にということになりそうだ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。