この記事は2025年11月11日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Mariquita vector/stock.adobe.com)

2025年11月11日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週後半、米国株が崩れたが、その後戻しているので、目先は株価の動きに従ってリスクオン的な動きになると考えている。

また、米政府閉鎖が解除されそうなので、こちらは円売り・ドル買いやクロス円の買い材料になるだろう。

しかしながら、さほど為替マーケットが反応しているわけではない。そのため、ここは無理せず、おそらくリスクオン相場だとは思いつつも、積極的に高値を買っていかなくてもいいのではないかと思っている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米政府閉鎖が解除されれば、これまでストップしていた経済指標の発表が始まるが、それを受けて相場が大きく動くことになりそうだ。

もしかすると、米経済が悪化していたという証拠が次々に出てくる可能性があるので、そうなってくると大きなドル売り相場という展開が考えられる。

ここは米政府閉鎖解除を待ってから、次の動きに備えたい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。