この記事は2025年11月25日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Studio Nova/stock.adobe.com)

2025年11月25日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

今週は感謝祭の週なので、27日(木)の米感謝祭に向けてアクティビティは少なくなっていきそうだ。

片山財務相が明確に介入の意向を示した。個人的には、昨年の高値である161.95円付近を抜けてこない限り、介入はないと考えていたのだが、今回の発言で160円より手前でも介入がある可能性が出てきた。

よって、政府側の牽制発言が効いて、少し変動率が低くなるかと思っている。

しかしながら、高市政権の政策そのものが、非常にリフレ的なため、トレンドとして円高に転換することは非常に難しく、いくら介入をしたとしても、基調としての円安トレンドは変わらないのでは無いだろうか。

現在の為替相場の戦略やスタンス

年末に向けて、米ドル/円は160円を超えてくる展開を想定している。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。