本記事は、高橋 貴子氏の著書『稼げるようになる「ひとりビジネス」成功の教科書』(日本実業出版社)の中から一部を抜粋・編集しています。

稼げるようになる「ひとりビジネス」成功の教科書
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新しい出会いのための「ターゲット見直し術」

「どんな人に何を届けるか」がわかる3つの質問

売上低迷の原因がわかったら、ビジネスそのものを磨き直すタイミングです。
ブランドの見せ方やメッセージを「今のあなた」にふさわしい形へリニューアルしていきましょう。
リブランディングに取り組む時、まず着手したいのが「ターゲット層の見直し」です。
なぜなら、ひとりビジネスは大企業のように幅広い層を対象にすることが難しいぶん、「誰に向けて」「どんな価値を」提供するのかを明確にしたほうが、大きな強みを発揮できるからです。
特に、売上が伸び悩んでいる時は「昔はこの層で売れていたのに」という思い込みが残っているかもしれません。環境やお客様のニーズが変化した今こそ、「新しいお客様に向けてビジネスを作り直す発想」を取り入れてみましょう。

稼げるようになる「ひとりビジネス」成功の教科書
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■「ターゲット変更」=「ビジネスの視点を変えるチャンス」

「リブランディング」とは、これまでのイメージを一度リセットし、新しい視点でブランドを作り直すこと。
もっとも大切なのは、どんな人が自分の商品やサービスを「心から必要としている」のかを再定義することです。
実際、「以前は30代女性が中心顧客だったビジネスが、コロナ禍以降はテレワークで時間に余裕ができた40代男性に支持され始めた」という例もあります。ターゲットが変わればアピールの仕方や商品の設計も変わり、売れ方も大きく変わるのです。
時代の変化、環境の変化、ライフスタイルの変化など、こちらが変化を見逃していると、それだけでその商品の売れ方が変わってしまいます。
今一度、自社の再定義「リブランディング」を考えるうえでの「本当の顧客は誰か」を探ってみましょう。

ここでは「ターゲット層を明確にするための3つの質問」を通して、あなたが本当に商品・サービスを届けたい相手を再設定してみましょう。

■⑴ 今、もっとも困っている人はどんな状況?

あなたのビジネスは、お客様のどんな困りごとや願望を解決しているでしょうか?
環境が変わると、人々が抱える問題も変化します。
たとえば、在宅ワークが増えたことで「通わずに習い事をしたいニーズ」が増え、逆に「リアルでコミュニケーションを深めたい層」が増え始めているかもしれません。
今一度「お客様の背景や悩み」を具体的に想像してみてください。

■⑵ どんな人と関わると、ビジネスが楽しくなる?

リブランディングは単に「売れるターゲット」を探すだけではなく、「自分にとってやりがいを感じる相手」を見つけ直す機会でもあります。
結局、ひとりビジネスの場合、あなたが楽しく熱意を持って提供できるかどうかがパフォーマンスに直結します。
もし「若いママ世代と話しているとワクワクする」なら、育児中の女性をメインターゲットに据えるのも一案。自分が情熱を注ぎやすい層をターゲットにすることで、リブランディングにも熱量がこもり、お客様にもその思いが伝わりやすくなります。

■⑶ その人に向けて、自分の強みをどう組み合わせる?

最後は、ターゲットとなる人が「喜びそうな強み」を洗い出します
たとえば、「対面の濃いサポートが得意なら、じっくりコミュニケーションを大切にする層を狙う」「オンラインツールが得意なら、忙しい層に向けて簡単に参加できるレッスンを用意する」など、あなたのスキルや価値観を上手に活かせるかを考えましょう。
もし「オンライン対応」が強みだとしても、ターゲットがリアルを求める層ならミスマッチが起こってしまうので、この「強みとターゲットの組み合わせ」は非常に重要です。

■ターゲット層が変わると、見せ方・言葉選びも変わる

ターゲットを再設定すると、自然とアピールの仕方が変わります。
たとえば、若いママ世代を狙うなら、SNSの使い方やメッセージは気軽で親しみやすいほうが好まれるかもしれません。逆にビジネスパーソンがターゲットなら、効率や成果を強調する言葉選びにシフトする必要があるでしょう。
リブランディングは「商品を根本から変えなくても、伝え方を変えるだけで、響く層がガラリと変わる」可能性を秘めています。
だからこそ、まずは「どんな人に届けたいのか」を明らかにし、その人の悩みや価値観にフォーカスした見せ方やキーワードを再構築してみてください。

■今の時代に合ったターゲットを掘り起こす

コロナ前・中・後などで、人々のライフスタイルは大きく変わりました。ネット対応に積極的な層が増える一方で、「リアルでの体験」を求める回帰も起こっています。
そうした時代の変化を踏まえて、「今、自分のサービスを心待ちにしている人は誰か?」を改めて考えると、意外と身近に新しいターゲットが潜んでいるかもしれません。
たとえば「時間に余裕ができた層」「時間がなくなった層」「健康意識が高まった層」など、切り口はいくらでもあります。これまで見向きもしなかった層をあえて狙いに行くことが、リブランディングの肝となるケースも多いのです。

リブランディングの第一歩は、「誰に向けてあなたのブランドを作り直すか」をハッキリさせること。
ターゲット層を再定義することで、メッセージの表現や商品の見せ方も変わり、新しいお客様との出会いが生まれます

稼げるようになる「ひとりビジネス」成功の教科書
高橋 貴子(たかはし・たかこ)
22年の営業職で最優秀営業賞を受賞後、2011年に横浜でパン教室を開業。全国から生徒が通う満席続きの人気教室を築き、3年後女性の自立と収益化を支援する経営コンサルタントへ転身。2015年に「Living起業アカデミー」開講、2016年に株式会社LibraCreationを設立。これまでに延べ5,000人以上の事業再構築を支援し、リブランディングや高額商品の構築、サブスク導線設計を得意とする。「飛常識®」ブランドを軸に、「遊ぶように稼ぐ」自由なビジネススタイルを提唱。著書に『しっかり稼げる自宅教室の開業・集客バイブル』など多数。

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稼げるようになる「ひとりビジネス」成功の教科書
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