この記事は2026年1月29日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=kyo/stock.adobe.com)

2026年1月29日(木)の午前10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

米国のベッセント財務長官は昨日28日(水)、米ドル/円相場への市場介入について「絶対にない」と否定。「強いドル政策を維持する」とも述べた。

トランプ米大統領のドル安歓迎発言とは真逆に聞こえるが、米国の財政を預かる財務長官の立場からすれば当然の見解であろう。

米国は経常赤字国で国債の消化を海外投資家に頼っていることからドルの安定は欠かせない。また、ドル安が進めば輸入インフレの上昇によって国内インフレを押し上げるリスクがある。

したがって、米国が自らドルを押し下げるような為替介入を行う可能性はきわめて低いと見るべきだ。

これで、日米協調ドル売り・円買い介入の可能性は大幅に低下したと考えられる。

加えて日本経済新聞は来月8日の衆院選で自民党が単独過半数を上回る勢いと報じており、高市トレードの円売りが逆流する可能性も低下したと考えられる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日29日(木)の米ドル/円は売りがやや先行しており、再び153円台を割り込んでいるが、ドル売り・円買いを進める材料が乏しくなりつつあることから下値リスクは後退したと見る。

152円台では押し目買いが入る公算が大きいだろう。

▽米ドル/円 4時間足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。