この記事は2026年2月4日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=metamorworks/stock.adobe.com)

2026年2月4日(水)の午後13時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は日米協調レートチェックで159円台から152円台まで落とされたが、現在は半値以上戻し、156円台まで回復している。

トランプ米大統領がタカ派とされるウォーシュ氏を次期FRB議長に指名したほか、ベッセント財務長官の円買い介入否定、高市首相の円安ホクホク発言、メディア各社が自民党大勝見込みを報じていることなどが上昇要因となっている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週6日(金)に発表予定だった米雇用統計は、米政府閉鎖の影響で発表延期になり、注目は8日(日)の衆院選になるだろう。

各社報道では自民党優勢と伝わっていることから将来の財政拡大がイメージされる結果となれば、円売りが進む動きを想定したい。

上昇材料が散見する中、短期的に米ドル/円は押し目買いが第一感になる。ただし、日米が協調レートチェックを実施しており、米国が本気である以上、上値追いは慎重に行う必要があり、159円手前では最大限の警戒をしたい。

また、昨日3日(火)にRBA(豪中銀)が利上げを実施し、日銀を除く主要国中銀のなかで初めての利上げ転換となり、昨日の為替市場では豪ドル買いが勢いづいた。

さらに豪ドルのOIS(オーバーナイト・インデックス・スワップ)を見ると5月もしくは6月の追加利上げが高確率で織り込まれており、豪ドルは主要通貨の中でもパフォーマンスが高くなる可能性がある。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。