日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 53,749.62円 △1,497.34円
為替 1ドル=159.02円
売買高(東証プライム、以下同) 23億8,461万株
売買代金 7兆0431億83百万円
値上り銘柄数 1,461銘柄
値下り銘柄数 110銘柄
騰落レシオ(25日) 101.58%

市況概況

イラン戦争終結期待で連日の大幅高

米国株は軟調だったが、昨日に続きイラン戦争終結期待から夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が大きく買われた。これを受けて本日も昨日同様に買い気配を切り上げて始まる銘柄が散見されるなどほぼ全面高、大幅高の始まりとなった。寄り付きの買いが一巡となった後も買い戻しも交えて買いが続き一時54,000円を超えての上昇となった。その後は手仕舞い売りも見られ上げ幅縮小となったが、大幅高で前場の取引を終えた。

昼の時間帯は手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、後場は前場の実質的な安値を下回るような始まりとなった。それでも売り一巡後は再度買い戻しを交えて上値を試す動きとなり、値持ちのいい展開が続いた。さすがに買い戻し一巡となったものがさらに買われるということでもなく、指数は小動きとなった。最後まで下がれば買いという展開が続いて値持ちはよかったが、特に方向感が見られるでもなく、大幅高ながら買い急ぐ動きも一巡となって引けた。

小型銘柄も買い戻しを交えて高いものが多く、グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物もまとまった売り買いが散発的に見られ買い戻し先行で指数を押し上げる場面もあった。ただ、朝方の買い戻しが一巡となれば上がれば売り、下がれば買いという状況で指数を方向づけるようなこともなかった。

連日の大幅高となったが、改めて買い上がるということでもなく、あくまでも下がったから買われたという状況だ。買い戻し一巡となったものがさらに空売りが積み上がるという雰囲気でもなく、ここからは具体的に原油価格が大きく下落するなどスタグフレーション懸念を薄れさせる要因がないと買い戻し一巡感から売り直されることになるだろう。再度下値模索となるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

75日移動平均線や雲の下限(先行スパン2)の水準まで戻したが戻しきれないような感じだ。ここでもう一段上昇とならないと再度下値を試すことになるだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!