| 日経平均 | 52,463.27円 ▼1,276.41円 |
| 為替 | 1ドル=159.34円 |
| 売買高(東証プライム、以下同) | 28億6,192万株 |
| 売買代金 | 7兆8181億10百万円 |
| 値上り銘柄数 | 320銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 1,224銘柄 |
| 騰落レシオ(25日) | 91.49% |
市況概況
期待が失望に変わり大幅下落
米国株が高かったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場は買い先行となった。
トランプ米大統領のコメント待ちという状況だったが、昨日の続きとしてイラン戦争終結期待から買い戻しなども交えて堅調な展開が続いた。トランプ大統領の演説が始まるとイラン戦争がすぐに終結するわけでもなく、ホルムズ海峡封鎖が解除されるわけでもないことから、原油先物価格が上昇、スタグフレーションを懸念して売り急ぐ展開となった。期待が失望に変わり大きく下押して安値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は落ち着いたかに見えたが、後場も売りが先行する形となり、心理的な節目である53,000円を回復する見込みがないと見られると手仕舞い売りに押される展開となった。昨日同様に持高調整の現物買い、先物売りの動きや月初の買いで下げ渋る場面もあったが、戻りが鈍いと売られ、戻らないから売られるという状況でじり安となった。目先筋の買い戻しなども見られ、下げ渋る場面もあり買い戻しも入ったものの戻り切らず、大幅安となった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く、グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの大きく指数を動かすことも方向づけることもなく持高調整の売り買いが中心となっていたようだ。
月初の買いなども見られたが、トランプ演説に対する失望感もあり大きな下落となった。期待が大きすぎた面もあるが、結局はスタグフレーション懸念が拭い切れないということだ。イラン戦争が終わっても原油価格の高止まり、足元で値上げしたものが値下げせずに高止まりするようなことになれば利上げ懸念などが強まり、さらに下値を試すことになるだろう。いずれにしても調整が続いているということで買えない状況が続き、空売りが積み上がらない限り戻りは鈍いだろう。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線や雲の下限に上値を押さえられた形となった。再度下値模索ということであり、50,500円水準まで一気に下落してもおかしくないと思われる。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!



