この記事は2026年4月23日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Vadym/stock.adobe.com)

2026年4月23日(木)の午前11時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円は本日23日(木)朝方、一時159.68円前後まで上昇し、今月13日(月)以来の高値を付ける場面があった。時間外のNY原油(WTI)先物が一時97ドル台に急伸した動きにつれたと見られ、原油高が一服すると159円台前半に押し戻されている。

なお、原油高はインフレ懸念を高め米国の長期金利を押し上げるとともに、日本の貿易収支が悪化するとの観測を強めることから、ドル高・円安の材料になりやすい。

海外市場にかけても原油価格を睨んだ米ドル/円の神経質な値動きが続きそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

原油価格のカギは言うまでもなくイラン情勢だ。トランプ米大統領は昨日22日(水)、イランと2回目の和平協議が明日24日(金)にも行われる可能性があるとしたが、一部イランメディアによるとイラン側にその意思はないとされる。また、仮に協議が開催されても核放棄などを巡って主張に隔たりが大きいことから、和平合意は困難だろう。

原油価格は上がりやすい一方で下げにくい展開が続くと見ておきたい。

転じて米ドル/円も上昇しやすく下落しにくい相場展開が見込まれる。もっとも、米ドル/円については多くの市場参加者が重要ポイントとして意識する160円に再び接近している。

政府・日銀による円買い介入への警戒感を上回るほどの強い先高観が生じなければ3月高値の160.41円前後を超えるのは難しそうだ。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。