この記事は2026年4月30日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2026年4月30日(木)の午前10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
原油高が世界的にインフレを押し上げる公算が高まる中、日銀は利上げに慎重な姿勢を示し、FRBは利下げに慎重な姿勢を示した。
インフレを加味した実質政策金利がマイナスの円は、プラスのドルに対して売られて当然だろう。
米ドル/円は160円台を回復しており、2024年7月に付けた1986年以来の高値(161.95円前後)が再び射程圏内に入ったと言えそうだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
本日30日(木)も原油価格の動向が注目されるだろうが、ホルムズ海峡の再開をめぐる不透明感は根強く、大幅な円買い戻しにつながるほどの原油安は期待薄だろう。
また、本日30日(木)はNY市場で発表される米国の3月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)および新規失業保険申請件数にも注目だ。
市場予想によるとインフレの加速と雇用情勢の改善が見込まれている。これらがFRBの利下げ観測をいっそう後退させる可能性もある。
なお、本日30日(木)も本邦財務省筋などから強い円安けん制発言が出る公算が大きいが、もはや従来通りの「口先介入」に大きな効果は望めない。
「実弾介入」への距離感が縮まらない限り、円高の反応は限定的だろう。
▽米ドル/円 日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




