日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 59,513.12円 △228.20円
為替 1ドル=157.25円
売買高(東証プライム、以下同) 25億6,206万株
売買代金 7兆6841億42百万円
値上り銘柄数 670銘柄
値下り銘柄数 845銘柄
騰落レシオ(25日) 89.58%

市況概況

連休前の持高調整でまちまち、東京エレクトロンの決算トレードで日経平均は堅調

米国株は決算発表に反応しながらスタグフレーション懸念も薄れ総じて堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことで本日の日本市場も買い先行となった。ただ、売られていたから買われたという状況で、個別に決算発表に反応して上げ下げとなる展開で、日経平均は東京エレクトロンが決算発表を受けて買い戻されて堅調だったが、TOPIXは全く方向感は見られなかった。

昼の時間帯も特に動きは見られず、後場はさらに買い戻し一巡、手仕舞い売り一巡ということで全く動きはなかった。大型連休を控えて既に持高調整の売り買いは済んでおり、改めてここで買い上がるようなことも売り急ぐこともないという状況だ。

連休明け高アノマリーが期待される一方で中東情勢や米国のスタグフレーション懸念など日本市場が休場の間に大きく動くというリスクもあり、決算発表の本格化を前に手出しがしにくいということだ。最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小、後場の安値圏での引けとなった。

小型銘柄は売られすぎの修正となるものも見られて総じて堅調、グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いも少なく、先物が主導して指数を動かすようなこともなく、上がれば売り、下がれば買いという持高調整の売り買いが中心だった。

全体的な方向感には乏しいということだろう。日経平均に寄与度の大きな銘柄の需給、決算動向などに振らされているが相場全体としては方向感に乏しいという感じだ。

日経平均が1,000円や2,000円動いても方向感が見えているという状況でもなく、全体に買い気に乏しい展開でテーマ性や金利、為替、物価などの落ち着きを期待したいところだ。全体的に買われすぎたものが売られ、売られすぎたものが買い直されるのだろうが、目先的には上がれば売り、下がれば買いという状況が続くのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

移動平均線からの乖離が大きいままで連休を迎え、国際情勢や米国企業の決算次第では連休明けに大きく振らされることになりそうだ。ただ、買い戻し一巡感もありどちらかというと下に振れやすく、25日移動平均線や基準線までの調整は見られるだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!