本記事は、岡本 康平氏の著書『100%好かれる 人たらしの習慣』(総合法令出版)の中から一部を抜粋・編集しています。
威圧的な相手にはその人が「恐れる人」の名前を出す
高圧的な態度で意見を押しつけてきたり、その場を思いどおりにしようと威圧したり。そうした態度や物言いで、人に恐怖を与える人はいませんか? そのような威圧的な人は、一見怖そうに見えますが、内心は自分に自信がない人がほとんど。自信がないからこそ、自分を必要以上に強く見せ、内面の弱さに気づかれないようにしたいのです。そういう人は周囲から指摘されたり、反論されることを非常に恐れています。「それは違うと思います」などと否定しようものなら、噛みつかれる可能性が高いです。
コロンビア大学のアンディ・ヤップによると威圧的な人間は、弱い立場の人間に向かって自信がなくても、自信があるふりをして、より威圧的に振る舞うことがわかっています。
威圧的な人の「自信のなさ」につけ込む
ここは、一旦相手の言うことを受け入れるのが得策。「おっしゃることはよくわかりました。こうしたらさらによくなると思いますが、いかがでしょうか?」などと、あくまで提案をする言い方をしましょう。また、威圧的な人は自分より明らかに上の立場の人(権力のある人)を恐れて従う傾向があります。ですので、会話の中で相手が恐れる人の名前を出すと、態度を180度変えることが多く、効果的です。一番大事なのは、こちらが相手の言動に委縮しすぎないこと。ビクビクしていると余計に相手は圧力をかけてきます。相手は内心自信がないのですから、極端に恐れる必要はありません。平然と対処しましょう。
POINT
威圧的な人には真っ向から反論せず、一旦相手の言うことを肯定してから意見を述べることが大切。また、その人が恐れている人・尊敬している人とつながりを作っておくといいでしょう。もし社長を恐れているなら、「実は社長が言ってたんですけど」と名前を出すと、急に態度を軟化させて聞く耳を持ってくれます。
かまってちゃんには「かまって返し」が効く
「自分を見て見て!」「自分の想いを聞いて聞いて!」とアピールしてくる、かまってちゃん。意外と多いのではないでしょうか。SNSでは特に、自分のリア充ぶりを披露して、“いいね!”を求める人は、ごまんといます。SNSでアピールする程度なら、こちらがスルーすればいいのですから、まだかわいいもの。一番やっかいなのは、職場やプライベートで身近に潜んでいる場合。しょっちゅう自分のところに来ては「かまってオーラ」「かまって言葉」で寄ってきます。これにいちいち対応していたのでは、キリがありません。
頼み事をして相手をうまく動かそう
そこで撃退策として、相手の話を「掘り下げない」という手を使います。「聞いてくださいよ〜。ホント困ってて」と言われても掘り下げずに、「そっちも大変そうだね。こっちも今バタバタでさ…… お互い大変だよね。頑張ろうね」と終わらせます。
もしくは、「実は私も今困ってて。助けてほしいことがあるんだけど、手伝ってくれない?」と、あえて頼み事をします。さみしがり屋で愛され願望の強いかまってちゃんは、本当に手伝ってくるかもしれませんし、ただ聞いてほしいだけなら、サ〜ッと引いていくでしょう。
POINT
何かと「聞いて聞いて!」とすり寄ってくる、かまってちゃん。いちいち反応しているとキリがないため、「大変だね。すごすぎて何も言えないなぁ」とあしらうか、「実は私も大変なのよ。助けてくれない?」と、「かまってちゃん返し」をします。すると、めんどうなことに巻き込まれると感じ、引いていきます。
大学卒業後、大手広告制作会社に勤めるも、月間200時間にもおよぶ残業と職場の人間関係に悩まされ、4年で退職。
両親が営む会社で働き始めるも業績の悪化により倒産、多額の借金を背負う。
転職活動で悩んだことをきっかけに、コミュニケーションや心理学を研究。その後、不動産会社の営業として再就職を果たし、7年で借金を返済。
現在は、コンサルタントとして企業の人材育成や社内コミュニケーションの活性化支援をライフワークとしている。
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