この記事は2026年7月9日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2026年7月9日(木)の午前10時ごろに外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
米ドル/円は昨日8日(水)の海外市場で、先週1日(水)に付けた約40年ぶりの高値(162.84円前後)に迫る162.71円前後まで上昇する場面があった。
米国とイランの停戦合意をめぐる不透明感が高まる中で原油価格が上昇しており、NY原油(WTI)先物はおよそ半月ぶりに一時1バレル76ドル台を付けた。原油高は米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利上げや、日本の貿易収支悪化を想起させることからドル買い・円売りの口実にされやすい。
トランプ米大統領は全面戦争への逆戻りは想定していないとの見解を示したが、イラン側はホルムズ海峡を再封鎖するとして反発を強めてい る。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円は本日9日(木)の東京市場で162円台前半へと上げ幅をやや縮小しているが、原油価格が高止まりする中では下値余地が広がる公算は小さいだろう。
本日9日(木)も163円の大台乗せを視野に入れた動きが続くと見ており、引き続き原油価格の動向がカギとなりそうだ。
仮に、米ドル/円が約40年ぶりの高値を更新して163円台に上昇した場合、政府・日銀による円買い介入が発動されるかにも注目が集まるだ ろう。介入の両睨みに加え、米3連休前の持ち高調整も相まって、値動きの荒い相場展開が予想される。
▽米ドル/円 日足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




