TBS、やる気スイッチグループを約290億円で買収
個別指導塾「スクールIE」の本部であるやる気スイッチグループホールディングスを傘下に収めたのはTBSホールディングスだ。狙いは知育・教育事業への本格参入。2023年に約290億円を投じて、やる気スイッチグループ株式のおよそ80%を取得した。TBSとして過去最大のM&Aで、同社の“本気度”の表れを示した形だ。
(画像=やる気スイッチグループホールディングスを買収したTBS、「M&A Online」より引用)
やる気スイッチグループは「スクールIE」を中心に、幼児・小学生向け英会話教室、キッズ向けスポーツ教室などを展開。国内外2400以上の教室を持ち、13万人を超える子どもたちが学ぶ。
TBSは、やる気スイッチグループが持つ教育ノウハウや顧客基盤と、自社の映像アーカイブスや映像技術を組み合わせ、海外展開も視野に入れながら、新たな映像教育コンテンツの提供につなげる。「探求学習」の比重が高まる中、学びを深めるための映像活用の重要性が増していることも見逃せない。
テクノホライゾンはオンライン塾「Meta」を傘下に
昨年を見回すと、映像・IT製品のテクノホライゾンが数学特化のオンライン学習塾を展開するMeta(仙台市)を子会社化した。テクノホライゾンは教育現場向けに書画カメラや電子黒板などのICT(情報通信技術)機器を提供しており、学びの環境支援づくりでの相乗効果を見込む。
オンライン雑誌書店を展開する富士山マガジンサービスは2024年に学習塾事業に参入。今年を含めてこれまで4件の買収を手がけ、現在、横浜、大阪、那覇に校舎を持つ。この5月には東京・市ヶ谷に医学部専門の校舎を開設するなど、業容を拡大中だ。
(画像=※HDはホールディングスの略、「M&A Online」より引用)
文:M&A Online