日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 65,142.78円 ▼126.55円
為替 1ドル=153.54円
売買高(東証プライム、以下同) 26億3,265万株
売買代金 9兆2303億19百万円
値上り銘柄数 602銘柄
値下り銘柄数 920銘柄
騰落レシオ(25日) 116.16%

市況概況

AI関連銘柄高で堅調な場面も利上げ懸念や円高懸念、原油高もあって冴えない展開

売り先行となったものの、米国市場で半導体株が高かったことを受けてAI関連銘柄が買われ、買い気配を切り上げて始まる銘柄や寄り付いた後に買い直される銘柄もあり堅調な地合いとなった。昨日の反動もあって半導体株などが指数を押し上げたが、値上がり銘柄数も少なく、半導体銘柄だけという感じで上値も限られた。上値の重さが確認されると手仕舞い売りを急ぐ動きも見られ、上げ幅縮小して前場の取引を終えた。

昼の時間帯も特に大きな動きは見られず、後場に入ると改めて上値の重さが気になり手仕舞い売りに押される、あるいは上げ幅縮小する銘柄が多くなった。利上げ懸念や円高懸念、さらに原油価格の上昇も見られ、相変わらず買い切れない状況ではあり、上値の重さが気になると売れるものは売る、戻り切らないから売るという感じで冴えない展開となった。さすがに節目と見られる65,000円を意識すると下げ渋り、最後まで安値圏で保ち合い何とか65,000円台は維持して引けた。

小型銘柄も手仕舞い売り、見切り売りに押されるものも多く総じて冴えない展開だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物も売り急ぐということもないのだが、戻れば売り、戻らないから売るという展開で指数の上値を押さえるような要因となった。限月交代でもあり、基本的には相変わらず上がれば売り、下がれば買いということなのだろう。

米国半導体株高も下支えにはなっても市場全体を押し上げるような力はないという感じだ。円高、利上げ、原油高と懸念材料も多く、スタグフレーション懸念が拭い切れないなかで再度買われすぎまで買い上がるというような雰囲気でもなく、まだまだ戻れば売り、戻らないから売るという状況なのだろう。日経平均VIの上昇が見られないように売り急ぐということでもないのだが、ちょっとした材料で大きく下押す場面も出てくると思う。当面は下値模索となるか、少なくともまだまだ日柄調整は必要なのだろう。

テクニカル分析

日経平均

下に抜けそうで抜けないが25日移動平均線も75日移動平均線もここから下落に転じるところでもあり、上値の重さを確認しては下値を試すことになるだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLOpTetyDMa2i0KagwugXljZVdnnDgcsBo

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!