2014年12月22日、住宅建築大手・大和ハウス工業 <1925> は、米テキサス州ダラスで、米不動産大手と共同で賃貸住宅事業「ウォーターズ・エッジ・プロジェクト」を開始したと発表した。

同社はこのプロジェクトに先だって、米国内で賃貸住宅事業をスタートさせており、米不動産大手のリンカーン社(Lincoln Property Company)と大和ハウス工業が業務提携し、賃貸住宅事業「バークレープロジェクト」を立ち上げた経緯がある。同プロジェクトを開始したのは2014年5月で、テキサス州フォートワース市にて総戸数716戸を運営している。

今回の「ウォーターズ・エッジ・プロジェクト」もリンカーン社との共同プロジェクト。規模は敷地面積11万平方メートル、総戸数582戸にのぼる。ターゲットとするのは年収の高い専門職に従事する世帯や、大手企業の従業員世帯を想定しており、建物のデザインやセキュリティなどにも配慮を行き届かせた設計となっている。

大和ハウス工業は、アメリカへの投資に力を入れており、現地法人の Daiwa House California を通じて、2016年までの3年間で1500億円を目標に賃貸用不動産を購入・開発を目指す。併せて、2018年度までに米国で年間500億円の売上を達成することが目標に掲げられている。

(ZUU Online)

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