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本当に住みたい街の見つけ方−３つの視点−
引越しを考える時、どのようなポイントから街を選ぶだろうか。家賃、交通の利便性、それとも何となくの街のイメージだろうか。多くの人は仕事や学校など、毎日通う場所へのアクセスや、住みたい街へのイメージ、憧れなどで選んでいるのではないだろうか。しかし、実際に住むとイメージと違い後悔することもある。そんな事態にならないようにするためには、本当に自分が住みたい街はどこなのかを見定める必要がある。そこで今回は、住みたい街が見つかる確率がグンと上がるポイントを３つ、お伝えしたいと思う。
住みたい街を見つけるためには、3つの視点で街を見る必要がある。
1つ目は交通、生活の便利さだ。生活をする上で通勤・通学ははずせない。そのためオフィスや学校までの距離やアクセスは非常に重要だ。また、その街で暮らす上で買い物や、憩いの場といった生活の便利さというものも欠かせない項目となる。
2つ目は将来性。長く住むのであれば、この街が将来発展するのかどうかを見極める必要がある。緑が多い点が気に入って引越ししたはずが、実は大規模な開発が行われる計画があることを知らなかったとしたら、期待が大きく外れてしまうことになる。
3つ目は環境だ。緑が多い、落ち着いて暮らすことができるという点は、毎日を過ごす環境だからこそ非常に重要視されるポイントとなるだろう。
3つの視点から見る人気の街ランキング
上記で挙げた3つの視点から、SUUMO2012年度版テーマ別ランキングとSUUMOジャーナルを参照しつつ、実際のランキングを見てみよう。
交通の便利さ人気路線ランキング
上位3位はいずれも、仕事をするにも遊ぶにしても都心から近くて便利な街が選ばれている。その他ベストテンには三鷹、荻窪、阿佐ヶ谷と中央線沿線がランクイン。出張やレジャーなどでよく使う東京駅に乗り換えなしで行けることや、終電が遅くまであるという点も大きく、利便性という視点ではやはり中央線の人気の高さがうかがえる。
将来性がある街ランキング
横浜はみなとみらいを中心とした人気スポットの開発に期待が寄せられている。他にも豊洲やつくばなどもトップ10にランクイン。その一方で吉祥寺や荻窪など利便性の高い商店街と住宅街が長年続いている街も、安定的という意味で人気が高い。
住環境が充実している街ランキング
「都会の喧噪から離れ、緑が豊かな場所」というイメージが強い街がランクインしている。公園など緑が多い街では子育てもしやすくなるため、ファミリー層に人気の街でもある。
住みたい街首都圏総合ランキング
このように見てきたが、総合的に人気がある街はどこになるのだろうか。
結果は、
となっている。吉祥寺、横浜は3つの視点のランキングでも上位に入っていることからも、トータルバランスが非常に良いエリアであると言える。自由が丘も、渋谷と横浜の間という立地条件と住環境の良さが人気だ。また、トップ10には新宿、池袋といった大都市がランクイン。利便性や再開発がその要因となっているようだ。
これから新しい環境に身を移すことを検討している方は、ぜひ3つの視点とランキングを参考にして欲しい。
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