訪日観光客を取り込め…各社新サービスの施策相次ぐ
この訪日観光客をターゲットとして日本の多くの企業が続々と新しいサービスを展開している。例えばANAホールディングス <9202> のグループ会社であるANAセールスとエイチ・アイ・エス <9603> は訪日観光客向けの旅行商品を企画・販売する新会社「H.I.S. ANAナビゲーションジャパン株式会社」の設立を発表。
成田空港直結の路線を有する京成電鉄 <9009> や関西空港直結のアクセスを持つ南海電鉄 <9044> などは外国版ウェブサイトや日本の空港の窓口で訪日客限定の割引切符を販売。ドンキホーテホールディングス <7532> は訪日客限定の「YOKOSO!JAPAN PASS」や「ようこそ!ATM」を発行、各種特典が受けられるサービスを開始。また訪日観光客向けの乗換検索ソフトのジョルダン <3710> 、訪日外国人旅行者向けのスマートフォン用乗換検索アプリをリリースした東京地下鉄やナビタイムジャパン、海外への商品転送サービスが好調なBEENOS <3328> 、翻訳サービスを提供しているNTTドコモ <9437> などにも注目が集まっている。
世界的に見ればまだまだ訪日観光客の少ない日本。それだけ伸びしろがある産業であると言えよう。政府は有効期限内であれば何度でも訪日できるマルチビザも検討しているとのこと。先に述べた世界から注目されているニュースを背景に海外観光客の増加に関わる業界の先行きは非常に明るい。
(ZUU online)
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