8815eb8e6dc4818f2961e251b1bdb1a6_s 成人後に来日した外国人として初の国内上場を果たした宋文洲が創業したソフトブレーン <4779> が、業績を伸ばしてきた。5億7800万円の経常利益を計上し、前期比で2桁を超える成長を示すなど好調な業績であることが、同社が1月30日に発表した昨年の決算で明らかになった。

今回、同社が公表した資料によれば、昨年の売り上げは49億3400万円と、前年比で11.7%伸長した。営業利益としては5億6800万円となり、売り上げ同様に2桁以上も成長するという結果が示された。

好業績に貢献したのは、ソフトブレーンのビジネスの中心に据えられた「eセールスマネージャー」と「フィールドマーケティング」の2事業。営業支援システム「eセールスマネージャー」の販売と、併せて提供するコンサルサービスでは、約2億2900万円と前期比で17.2%という高い成長率を記録した。さらに、市場調査などのサービスをてがける「フィールドマーケティング」事業も、約3億円の売り上げの結果に落ち着いた。

同社では、営業支援システムのセミナーを開催するなど「eセールスマネージャー」事業推進を加速させており、前期には業績が低下していたが回復に向かっている状況だ。創業者の宋文洲氏が経済評論家としても高い知名度を誇るため、今後も同社の動向にも注目が集まりそうだ。

(ZUU online)

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