01df0a3ba569f249a707362f3d0a71d7_s 保険会社大手の第一生命保険(第一生命) <8750> は2月1日、昨年から進めていた米保険会社であるプロテクティブの子会社化を完了したと発表した。米国の個人保険・年金分野で中堅の子会社化により、かねてから強化してきたアジア大洋州地域だけではなく、北米市場への本格的な展開が加速しそうだ。

今回の買収で第一生命が子会社化したのは、もともと、米国全土で生命保険事業を展開している中堅保険グループ。買収前の2013年12月期の同社純利益は3億9300万米ドル、第一生命による買収が明らかになった'14年6月当時の時価総額は約46億ドルとなっていた。

現在では、プロテクティブの経営は現地の経営陣が指揮を執る一方で、北米に配置した執行役員も取締役の一人として、経営に参画する見通しだ。

第一生命の発表では、プロテクティブについて「北米における成長プラットフォームとして、一層の成長と利益への貢献を目指す」としている。

また、第一生命は日本国内に加えて、アジア大洋州、米国市場の3つを主な事業てなき地域とする方針を打ち出しており、アジア地域でも買収による事業拡大を加速。例えば、豪生命保険会社であるタワーを子会社化するなど積極的な姿勢を示している。

(ZUU online)

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