ハローキティ

(写真=Thinkstock/Getty Images)

2月10日、サンリオ <8136> が2015年3月期第三四半期決算を発表した。売上高557億円(前年同期比2.7%減)、営業利益139億円(同16.4%減)、経常利益149億円(同4.7%減)、当期純利益101億円(0.1%増)となった。営業利益、経常利益で減益となったものの四半期純利益は、実効税率の低いアジア地域の利益の比率が高まったため微増益となった。

また、同日、2015年3月期通期業績予想の修正を発表し、売上高を742億円(当初予想より16億円減)、営業利益177億円(同16億円減)、経常利益を190億円(同11億円減)、当期純利益は132億円で変わらずとした。ユーロ圏経済の低迷による欧州、及び年初の寒波と競争激化による北米ライセンス事業の減収、退職給付費用などの販管費の増加等により減益となったことが響く。

国内物販事業は、都心部の店舗を中心として海外ツーリストの来店増、新キャラクターの『KIRIMIちゃん.』『ぐでたま』 が若者層を中心とした新たな顧客層に好評を博したが、消費税増税後の厳しい環境による全体的な消費マインドの低下や、天候不順による影響を受け、ファミリー向け店舗での来客数の減少により苦戦し、既存店売上(直営店および百貨店の当社直営ショップベース)は、前年同期比93.2%にとどまった。国内ライセンス事業は、新キャラクター『ぐでたま』が無料携帯通話のスタンプを始め、衣料品、 携帯小物、キャラクターカフェに拡大し収益に貢献した。

サンリオピューロランドでは、4月より入場料金・チケット体系を見直し実質値下げを行い有料入場者数の増加を図った結果、入場者数は645千人(前期比1.4%増)、10月~12月で は212千人(前期比15.6%増)となったが、人件費や広告宣伝費の増加により減益、その結果、テーマパーク事業全体では売上高は前年同期比1.5%増加し、47億円となったものの、営業損失4億円となっている。

海外では、米国、欧州が苦戦したものの、南米、アジアが好調、営業利益ベースではブラジル・チリで4.4億円(前年同期比60.2%増)、台湾2.5億円(同97.7%増)、韓国2.8億円(同101.0%増)、中国3.7億円(64.8%増)と大きく伸びている。

(ZUU online)

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