高利回り債券型部門の受賞ポイントは突出したリターン
もう一つの債券系部門・高利回り債券型部門は野村アセットマネジメントの野村インド債券ファンド(毎月分配型)が最優秀ファンド賞を獲得した。このファンドの投資方針は、インドルピー建ての公社債等を主要投資対象とする投資信託証券のほか、米ドル建ての公社債等も含め、為替予約取引等を活用してインドルピーへの投資効果を追求する投資信託証券に投資。他の類似ファンドだけでなく、ハイ・イールド債券ファンドを含めてもトップのトータルリターン27 .35%という成績を上げて受賞となった。高リターンの要因は、市場環境に応じて適宜、インドルピー建て債券と米ドル建て債券の比率を変更したことにある。
債券系の昨年のトレンドは高金利国投資と毎月分配型(決算型)
昨年の高金利国投資というトレンド以外に、もう一つ着目すべき点として、毎月分配型(決算型)が多く受賞しているということがある。受賞した14ファンドすべてが毎月分配型(決算型)であった。前年の『ファンド オブ ザ イヤー』でも多く受賞していたことを考えると、今年も引き続き、個人投資家は定期的に分配金を受け取れるファンドへ多く投資するのではないだろうか。
(ZUU online)
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