物流施設
(写真=日本生命プレスリリース)

3月25日、日本生命は住江織物 <3501> が大阪府松原市で所有する土地を借地し大型物流施設(以下、当物件)を開発すると発表した。なお、日本生命は住江織物の第2位株主の地位を有する。

同社では2015年度から始まる新3ヶ年経営計画で成長・新規領域への投融資を強化することを目指しており、3年から5年かけて1兆円の投資を行うとしていた。物流施設投資もこの一環として行う。今までも不動産投資領域において、大規模物流施設への投資を行ってきたが、大規模物流施設に開発段階から参加するのは初案件となる。

当物件は4階建て、敷地面積2万6558平米(8034坪)、延べ床面積約5万3000平米の規模を有する。竣工予定は1期建物が2016年8月、2期建物が2018年7月だ。当物件が建設される場所は阪和自動車道「松原インターチェンジ」より900mに位置し、松原ジャンクションを通じて複数の高速道路へのアクセスが容易となっており、利便性が高いエリアに位置する。平成28年度には阪神高速6号大和川線の開通によって阪神高速湾岸線とも結ばれる予定となっている。

当物件の竣工後は同社が賃貸事業を運営し、安定的な収益の確保を目指す。(ZUU online 編集部)

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