投資事業を行うサンブリッジコーポレーションは3月27日、阪急半身阪急電鉄を主要出資者とする関西の起業家の資金調達を支援するベンチャーキャピタルファンドとなる「梅田スタートアップファンド1号投資事業有限責任組合」を設立した。関西でのベンチャーへの創業支援や投資資金調達のためのサポート体制の強化を図る狙いだ。
発表によれば、関西圏では、 創業期のなどのスタートアップの資金調達や創業サポート体制の整備がまだまだ不十分で、「スタートアップの首都圏への流出が見受けられる」。他方で、関西には先端的な研究を行う大学も立地しており、製造業を中心とした大企業もあることからIoT分野などでビジネスの機会があることを同社は評価。
スタートアップにとっては不十分な環境とビジネス機会のギャップを埋めるため、サンブリッジと阪急電鉄は、創業を支援するインキュベーション施設の運営も進めてきた。その上で今回、サンブリッジは阪急塩鉄と連携し、ビジネスの「タネ」を育てるシードアクセラレーター事業を推進する。1社あたりへの投資額は300万円から1000万円とするものの、シリコンバレーの有力アクセラレーターとも連携し、スタートアップの成長を後押しする構えだ。(ZUU online 編集部)
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