富士フイルムホールディングス <4901> は3月30日、iPS 細胞の開発・製造の大手の米 Cellular Dynamics International (CDI)を買収すると発表した。

発表によれば、CDIは2004年設立のバイオベンチャーで、2013年7月にはNASDAQ への上場を果たしている。また、同社は高品質の iPS 細胞を大量に安定生産する技術を保有しており、大手製薬企業や先端研究機関などと供給契約、開発受託契約を締結しているとのことだ。

富士フイルムは、他分野でもiPS細胞ビジネスを展開しているCDIの事業と、子会社で再生医療製品を提供するJ-TECの品質マネージメントシステムとの相乗効果により、再生医療製品の開発加速させ、再生医療の事業領域の拡大を図る姿勢だ。(ZUU online 編集部)

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