石油施設
(写真=Thinkstock/Getty Images)

出光興産 <5019> が5月7日、2015年3月期の決算を公表した。昨年9月から始まった大幅な原油安と円安の影響を受け、前年同期と比較して営業利益、経常利益、当期純損益ともに大幅に下回った。

同社の15年度3月期の通期決算は、売上高4兆6297億円(前年同期比8.0%減)、営業利益1048億円の損失(前期同期は782億円の利益)、経常利益1076億円の損失(前年同期は819億円の利益)、当期純損益1380億円の損失(前年同期は363億円の利益)だった。

同社の発表によると、14年のドバイ原油価格の平均は83.5ドル/BLで、前年の104.6ドル/BLから20%下落。また、為替も14年平均が110.9円/ドルで推移し、前年の平均101.2円/ドルから9.6%も円安になったことで在庫の評価損が増え、業績に大幅な影響が出た、としている。

具体的には、在庫影響を除いた場合の通期営業利益は、285億円の黒字だったが、在庫評価損の影響が1333億円あり、最終的な営業利益が1048億円の損失となった。

同社の16年3月期(15年度)の業績予想は、原油価格を60ドル/BL、為替を120円/ドルの前提とした上で、石油製品マージンの回復と評価損を見込まないことで、売上高4兆3500億円(前年同期比6.0%減)としつつ、利益面は大幅に回復して、営業利益920億円(同1968億円増)、経常利益890億円(同1966億円増)、当期純利益560億円(同1940億円増)としている。(ZUU online 編集部)

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