既存秩序を「ぶち壊す」起業家に期待
さきほどの(既存秩序の)ぶち壊し屋と言うんですかね。
上の方が、ジャック・ドーシーですね。この人、Twitter の会長に今戻り咲いていますけれども、彼が今、一生懸命やっているのは Square という会社ですね。それから、イーロン・マスクはPayPal のオリジナルの会社を創業して、そのあと、このテスラをスタートした。世界で唯一、一応利益を出せる電気自動車の会社、こういう風になっています。
今は、NASA の次の世代として何回も何回も同じものを使えるようにということで、安い値段で宇宙船に人を運べるようにという実験をやっていますけれども。何回やっても船の上に戻ってくると爆発して上手くいってないですけれどもね。まあでもご愛嬌で、この人がやるとカネが集まってきますので、NASA もこの人とボーイングをコントラクターにしていますから。個人とボーイングが2人、、NASAのコントラクターになっている。すごい個人のウエイトですよね。
このジャック・ドーシのですね。Squareのやろうとしていることは、日本でもまぁ似たようなものが出てきてますけれども。いわゆるスクエアマーケットってものです。典型的なクラウドのアプリケーションですね。
どういうものかといいますと、スクエアリーダーというのがあって、スマホにくっつけてスワイプするクレジットカードをスワイプする。こういうやつですね。ローソンなんかで800円でこれを売っています。それで、お互いにマーチャントじゃなくても、お互いにお金のやりとりをするのは、こうやってクレジットカードで、そっちにお金がうつるという、こういうやり方ですよね。
それから、iPadなんかがある場合には、ドックを置いて、そのドックの下でもってスワイプすると。なにやっているかというと、これがいわゆるPOSです。で、高いPOSを買わないで、自分の持っているスマホとかパッドで、POSそのものの機能なんですけれども、そのファンクションってどこにあるのというと、クラウドの中にあるわけですね。そして売れたものの集計とか、売ったら今度は注文しなくちゃいけないんで、発注をするとかね、売掛金の回収とか、色々なことを全部やります。
在庫の管理とか、日次のセールスのレポートとか、ウィークリー、マンスリー、みんなできます。ということで3500円かな、ようするにパパママ・ストアでも使っていけると。今までのように、NeoPOSがああいう非常に複雑なファンクションとか、そういうものが買わないでもすむ、こういうものですね。ものすごい事業を拡大しても、支店ができても、クラウドの方から持ってくるという点において、非常に柔軟性があると、スケールアップということですね。それからものすごい複雑な取引もやれるようになっている。こういう奥の深いクラウドですね、典型的なクラウドのアプリケーションです。
それとともに、スワイプするタイプのものだけじゃなくて、決済関係は、アメリカのポイントとか日本のスパイクとか、こういうものもでてきて、これから先は決済というところがもう一つの戦場になります。(ZUU online 編集部)
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