電通 <4324> は24日、ハースト婦人画報社と共同で全国の富裕層世帯の女性約300人を対象に実施した「意識・消費行動調査」の結果を発表した。

拡大する日本の富裕層をターゲットにしたビジネスの重要性が高まる中、現代の富裕層女性の意識や行動を理解するために実施した。対象となった世帯は、世帯資産1億円以上または世帯年収2000万円以上。

富裕層女性が1か月間で自由に支出する金額は、27.5%が20万円以上と答えた。上限なしも16.8%あり、一般女性の93.3%が5万円未満であるのとは大きな開きがある。資産運用にも関心が高く、65.4%が国内株式投資に積極的だ。

ゴルフなど比較的金額がかかるスポーツを積極的に行っているのも特徴。子どもの教育にも熱心で、「私立に通わせたい」「留学させたい」といった意識が強い。美容関連の支出も多い。

このほか海外文化より日本文化を好み、中長期的利益を意識する人が約半数を占めることや肉食系男子を好む傾向が強いなどの結果が出ている。(ZUU online 編集部)

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