ThinkstockPhotos-466692308 (写真=Thinkstock/Getty Images)

定年退職に伴い、セカンドライフに備える貯蓄が必要なのに「貯まらない」「貯めようとしているけどなかなか……」。なぜ貯まらないのか?ファイナンシャルプランナーから見た「お金の貯まらない人の特徴」を3つ教えてもらいました。


【1】「余ったお金を貯めようと考える」

これは定年を迎える方だけではありませんが、収入から支出を引いて、余ったら貯めようと考えている人は、なかなか貯蓄が増えない傾向にあります。貯めたい!と思っているのであれば、やはり先取り貯金をするのがお勧めですね。

できればお給料から天引きにできる保険商品や、財形貯蓄を選ぶと手元に入る前に強制的に引かれるので、貯蓄が苦手な方でも安定して貯められるのではないでしょうか?貯めた金額に応じて非課税のメリットを受けられるものもあるので、節税にもなりますし、賢く貯める方法の一つでもあります。


【2】目標の金額と時期が明確でない

貯めたいと思っていても、いつまでにいくら貯めるのか?を決めておかないと、いくら貯蓄に回せばよいのか悩んでしまいますよね。

月に5万円でいいか…と決めていても、いざ使いたい時期になって足りなかったとしたら、後戻りはできません。10年で500万円貯めるのと、5年で500万円貯めるのでは、選ぶ商品や貯蓄の方法も変わってくるでしょうし、なによりもゴールを決めておかないと、途中で挫折してしまうことになってしまいます。

できれば、時期と金額にプラスして、そのお金は何のために貯めるのか?どう使いたいのか?というところまで目標設定をしておくことをお勧めします。


【3】「貯めたものを使ってしまう」

せっかく頑張って貯蓄していても、生活費が足りなくなってちょこちょこ崩してしまう。気付いたら、貯蓄がどんどん減っていく。こういうタイプの方は、収入と支出をしっかり把握できていない方が多いです。家計簿をつけるところまでいかなくても、自分の収支を一度棚卸してみるといいですね。

意外に多いのは、「使途不明金」。コンビニなどで買う毎日の飲物なども、数が多くなれば結構な支出になります。ついつい使ってしまう方は、一度一か月分の買い物のレシートを取っておいて、月末に見直してみましょう。自分の支出パターンを知ることで、節約できる部分に気付くはずです。

また、先取り貯蓄をしていても、生活費が足りずに貯蓄を切り崩してしまう方は、金額そのものに無理があるのかもしれません。
頑張って5万円先取りしても、毎月2万円赤字だとしたら、最初から3万円の貯蓄額にしておいたほうが安定して貯められますし、貯蓄を崩してモチベーションが下がることも防げるのではないでしょうか? (FP Twinkle 永尾 三奈)

今回は3パターンのお話をしましたが、いずれの場合も自分のライフプランや目標に合わせて、上手に方法や商品を組み合わせることが大事です。困ったときはファイナンシャルプランナーに相談してみてください。

(提供: ライブリー 退職金と未来のお金

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