３．外貨預金の商品のみるべきところとは

店頭やインターネットの広告などでも「金利〇％！」といったキャンペーンが行われているのが見られます。日本は長らく低金利が続いていますので、その金利はたしかに魅力的です。ですが、大きく書かれた金利よりも、他にチェックするべき点はあります。

それは、まずはたしてその金利は「どれくらいの期間」のものか、その金融機関の外「貨にかかる手数料」はい くらかということです。キャンペーン金利の場合、通常の金利とは違う高い利率を提示している代わりに、期間の長短と下限金額は存在する場合がほとんどです。定期は期間が1ヶ月でも、キャンペーンで大きく書かれています。会社によって外取引の採用する為替レートが違いますので、臨機応変に売買したいならその点も注意しましょう。


４．外貨預金と外貨MMFの違いとは

証券会社でも外貨の取り扱いをしていますが、その際勧められるのが外貨MMFです。MMFは預金と似た扱いをされがちですが、れっきとした投資信託です。ですので、外貨預金と外貨MMFという商品は、一見似た商品に見えますが実はまったく別物です。外貨預金は基本的にその場で換金が可能ですが、外貨MMFは換金に１営業日かかる場合があります。ただし、外貨預金よりも外貨MMFの方が金利が高い場合が多く、また、金利は市場に応じて毎日変わりますので、長期的に外貨の利率を活用したい方にはおすすめです。

たとえば、今預けようとしている外貨の金利がとても高く、これから金利はさがるかもしれないと思えば金利を固定できる商品がいいかもしれませんし、今金利がそんなに高いとは感じず、これから上がっていくのではと思うのであれば、外貨MMFの「毎日金利が見直される」という機能は役に立つわけです。短期的に利益を得たいのであれば外貨の為替差益（上がり下がりで儲ける）を狙っていくことになりますし、長期的に利益を得たいのであれば金利も無視できませんよね。

いずれも自分が外貨を取引することで享受したいメリットと、商品的なデメリットがありますので、自分に合った商品をえらぶことをお勧めします。

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