文科省の「スーパーグローバル大学」は成功したか?

また、 文部科学省が旗振り役になり、国内の大学を世界の大学ランキングでの評価上昇を目指す製作「スーパーグローバル大学」としても期待されていたが、一転して結果は振るわなかったということになりそうだ。 「スーパーグローバル大学」は文科省が2014年9月26日に採択した政策で、世界大学ランキングトップ100 入りを目指す「トップ型(タイプA)」13校のランキング結果が注目を集めてきた。

他方で、今回、トップ100にランクインしたのは、タイプAに選定されていた13校のうち、東大 (43位)と京大(88位)の2校のみで、THEの世界大学ランキングで上位に食い込む大学の拡大は失敗したと受け止められかねない。世界的にも注目されるランキングであることから、今回の結果も決して無視できるものではないだろう。

THEの世界大学ランキングに入ったほかの日本国内の大学については、201位から250位に東北大学、201位から250位に東京工業大学、251位から300位に大阪大学が続いた。私立大学では、慶應義塾大学が501位から600位、601位から800位に早稲田大学が入る結果となった。

THE世界大学ランキング2015(トップ10)
1位:カリフォルニア工科大学(米国)
2位:オックスフォード大学(英国)
3位:スタンフォード大学(米国)
4位:ケンブリッジ大学(英国)
5位:マサチューセッツ工科大学(MIT)(米国)
6位:ハーバード大学(米国)
7位:プリンストン大学(米国)
8位:インペリアル・カレッジ・ロンドン(英国)
9位:チューリッヒ工科大学(ETHチューリッヒ)(スイス)
10位:シカゴ大学(米国) (ZUU online 編集部)

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