ホテル
(写真=Thinkstock/Getty Images)

不安定な新興経済のあおりを受けて多くの投資家がリスク回避に徹している中、投資家ジョージ・ソロス氏がラテンアメリカでのホテル事業に3億ドル(約368億 4900万円)を投資することが、複数のメディアの報道から明らかになった。


ペルー、チリ、エクアドルなどで3年間に5000室拡大

ソロス氏が大金を投じる先は、2003年の創立以来急激な成長を見せているアルゼンチンのFën Hotelだ。ラテンアメリカを中心とする17都市で2つのホテルブランド(「Dazzler」と「Esplendor」)を展開し、現在35店舗を所有している。

Fën Hotelは今年から本格的に米国全土での事業拡大に乗り出しており、4月にはブルックリンに進出して以降、マイアミなどにも店舗を構える計画が進んでいる。

その一方でソロス氏の投資金を元手に、今後3年間にわたってペルー、チリ、エクアドルを含むラテンアメリカで、合計5000室に相当するホテルチェーンを増やす予定である。


「ブラジル以外のラテンアメリカは投資の穴場」フクスCEO

Fën Hotelのパトリシオ・フクスCEOは、ラテンアメリカでは手頃な価格でホテルを建設することが可能であるため、「ほかのどの国よりもリターンの大きい投資対象になる」という。

しかしブラジルは例外で、「市場が混雑しているうえに開発コストが高過ぎる-という難点を克服しない限り、避けた方が賢明だろう」と付け加えた。

ほかにもメキシコ最大のホテル運営企業、Grupo Posadasの高級ホテル事業に、米プライベート・エクイティ・ファーム、ビッグホーン・キャピタルが投資するなど、ソロス氏を含む一部の投資家達がラテンアメリカ経済の復興を予測しているのは明らかだ。

先日ビル・グロス氏率いるジャナス・キャピタル・グループから、5億ドル(約603億 4748万円)の投資金を引き上げて話題になったソロス氏だが、今度の賭けの結果はどうでるのだろうか。 (ZUU online 編集部)

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