ウォーレン・バフェット
(写真=Thinkstock/Getty Images)

数年前までは定番だった「60/40ポートフォリオ」のルールだが、今や時代遅れどころか高リスクと見なす投資家が増えている。国際的な著名投資家、ウォーレン・バフェット氏も例外にもれず、賢者の新ルールを採用しているという。


低金利傾向が60/40を高リスクに

「定年後は株式と債券を60%と40%の割合で保有する」という従来の投資法では、低利率傾向が強まった現在の世界経済に合わない。米国を例に挙げると、10年国債の利回りが2.2%にも満たない今、1万ドル(約123万円)の投資リターンはわずか220ドル(約2万7000円)にしかならない。

また医療の発達のよって米国人の平均寿命が79歳まで伸びているため、60歳で定年を迎えたとしても残りの20年間は何らかの収入を継続する必要があるということになる。経済危機以前の利回り5%から7%の時代は終わりを告げたのだ。


安上がりでバランスのとれたバフェット式投資

バフェット氏は安上がりなインデックス・ファンドで90%をかため、残りの10%を債券に費すという手法に切り替えている。

バルセロナのIESEビジネス・スクールのリサーチによると、バフェット氏の新しい手法が失敗する確立は2.3%と、一般的に低リスクと見なされている5%よりもはるかに低いことになる。

株式にすべてを投じてしまえば、大きなリターンを期待できる代わりにリスクも著しく高まるが、90/10のルールを採用することで、株式リターンと「守備投資」の利点をバランス良く狙えるというわけだ。


プリッズ氏「勝負は25歳まで、バフェット式は40代まで」

しかし米投資信託会社リバランスIRAの設立者、スコット・プリッズ氏は、余程投資経験が豊富でない限り、定年期が近づくにつれ6つほどの異なる銘柄を70/30の割合にシフトして、定年後は50/50で保つ手法を推奨するという。

定年後の投資はあらゆるリスクを回避するのが賢明という見方をすれば、「100%の株式投資で勝負するのは25歳まで。90%は40代まで」とプリッズ氏。バフェット氏よりもさらに守りの投資を提案している。 (ZUU online 編集部)

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