FinTechへの注目が日に日に高まる中、銀行など金融機関に限らず、各種のサービス事業者がその将来と可能性について考えるイベント「デジタルとユーザーで創る金融の未来」が2月5日、東京・虎ノ門ヒルズで開かれる。主催はネットイヤーグループと三菱UFJリサーチ&コンサルティング。ネットイヤーの石黒不二代社長の基調講演のほか、FinTech事情に詳しい関係者によるトークセッションが行われる。
オムニチャネルと金融?
セミナーのコンセプトは「ALWAYS BANKING YOU WANT, NOT AT BANK」。銀行でなくても、いつでも求めるバンキングサービスが受けられる社会の到来を想定したものだ。
内閣府や経済産業省の審議会などで委員を務める石黒氏氏は「金融×デジタルマーケティング 金融業界のオムニチャネル構想」と題して講演する。オムニチャネル構想が今以上にデジタル化し、顧客との接点が増える金融業界どのように寄与するか、新しい未来を創造できるかといった観点から話す予定。
またもう一つの基調講演では、三菱UFJリサーチ&コンサルティングのプリンシパル、松田克信氏が登壇、「金融業界におけるデジタル活用の現状」と題して話すという。
トークセッションにはFinTechの専門家が登壇
その松田氏を司会に迎えるトークセッションには、石黒氏のほか、マネーフォワード取締役でFinTech研究所所長の瀧俊雄氏、プライスウォーターハウスクーパース金融サービス部シニアマネージャーの平島亮氏、PKSHA Technologyデジタルマーケティング事業部長の神谷勇樹氏、ZUU社長の冨田和成氏がパネリストとして参加する。
テーマとして考えられているのも、「非金融機関における金融サービス進出の展望とその未来」「ハイパーコネクト時代の幕開けと脱銀行そう取り込みへのチャネル戦略」--などだ。
開場は午後3時、開演は同4時。最初に松田・石黒両氏の講演がそれぞれ30分ずつ行われる。同5時から約1時間のトークセッション、同6時から懇親会が予定されている。100人程度の参加を見込んでいる。参加費は懇親会の軽食・ドリンク付きで3000円。場所は虎ノ門ヒルズフォーラムのホールB(4階)。
申し込みはこちらから できる(外部サイトに移動)。
(ZUU online編集部)
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