(写真=PIXTA)
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「世界寄付指数ランキング」が発表され、日本は102位、韓国64位、中国144位であることが分かった。1位からミャンマー、米国、ニュージーランドと続いている。

ミャンマーは、昨年に引き続き寄付の項目で世界1位を獲得しただけでなく、今年はボランティア活動の項目でも1位を獲得した。ミャンマーは上座部仏教の影響が強い国で、サンガダーナ(僧伽への施し)の習慣が根強い。こうしたことから多くの人が継続して他人に親切な行いをしている。

この調査を行ったのはチャリティーズ・エイド・ファンデーション(CAF)は、英国で登録を受けている世界大手の慈善団体で、世界6大陸に9拠点を構えている。

世界寄付指数のスコアの算出に使用された方法は、昨年から変更されていない。「他人への親切行為」に対する定義を世界で統一するため、世界寄付指数は、カギとなる3つの質問を世界各国で行い、その回答の平均値を単純に求めることにより作成されている。

各質問で「はい」と答えた人の割合(スコア)と、このスコアを元に出された順位が国ごとに発表された。3つの質問とは、「先月、以下のことを行いましたか?」というものだ。以下のこととは、「面識のない人や、助けを求めていた見知らぬ人に手助けをしましたか?」「慈善団体に寄付をしましたか?」「ボランティア活動を行いましたか?」--だ。

1位のミャンマーなどアジアも善戦

1位 ミャンマー
2位 米国
3位 ニュージーランド
4位 カナダ
5位 豪州
6位 英国
7位 オランダ
8位 スリランカ
9位 アイルランド
10位 マレーシア

11位 ケニア
12位 バーレーン
12位 マルタ
14位 アラブ首長国連邦
15位 ノルウェー
16位 グアテマラ
17位 ブータン
18位 キルギス
19位 タイ
20位 ドイツ

64位 韓国

102位 日本

144位 中国

(ZUU online 編集部)

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