地震保険金は損害の程度に応じて支払われる

保険金は建物と家財の損害程度に応じて支払われるのですが、損害の状況によって、「全損/半損/一部損」の3つに分けて支払うことになっています。

「全損」扱いは、建物の時価額が50%以上の損害か、延床面積の70%以上が消失・流出した状態で、家財は時価額の80%以上の損害の場合です。

「半損」扱いとは、建物の時価額が20%~50%未満の損害か、延床面積の20%~70%未満が消失・流出した状態で、家財は時価額の30%~80%未満の損害です。

「一部損」扱いとは、建物の時価額が3%~20%未満の損害か、床上浸水あるいは地面から45センチメートルを超えて浸水した状態で、家財は時価額の10%~30%未満の損害のことです。

地震保険の普及率 ここ数年で一気に高まる

2010年度中に新規に契約した火災保険に地震保険を付帯した割合(付帯率)を見ると、全国平均では48.1%でしたが(損害保険料率算出機構調べ)、東日本大震災を経験した後、2014年度の割合は59.3%とわずか3年で10ポイント以上上がっています(共済保険は含まず)。

こうした現状と、所有している不動産の位置や規模、価格などをあわせて考えながら、ぴったりの保険を見極めたいものです。(提供: 民泊投資ジャーナル

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