「資産運用」と聞いてどのようなイメージを持ちますか?
お金に余裕のある人がやるもの、頭のいい人がやるもの、ギャンブラーがやるもの、など様々なイメージがあるようです。「自分には無縁」と思っている方も多いのではないでしょうか。
海外旅行から帰ってきて中途半端に外貨が残ったものの、面倒だから日本円に替えてない場合、小さな運用になってきます。売買目的ではないと思いますが、金・プラチナなどのアクセサリーをお持ちでしたら、それも一種の運用になり得ます。このように、資産運用は身近なところに存在していますし、「無縁」ということもないのです。
資産運用できる商品として株式が最初に思い浮かぶかもしれませんが、国債、不動産、外貨預金、金、投資信託など様々な形で身の周りに存在しています。これらの中には、余裕資金がたくさんなくても、特別な知識がなくても、自分で頑張らなくても、運用できる商品もあるのです。
プロにおまかせ投資信託
「何もしない」という観点でオススメしたいのは投資信託です。その名の通り、「投資」に関して「信」じて「託」すというもの。自分で運用するより、もっと知識も経験も豊富なプロに運用してもらった方が安心な方向けです。いちいちパソコンに張り付いて、株価や為替の値動きを睨む必要はありません。チップ(運用にかかる手数料)を支払う代わりに、面倒なこと、難しいことは全てプロがやってくれます。
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定期積立は気軽度バツグン♪
定期積立が選択できれば、最初からまとまった額は必要ありません。500円から始められるものもあります。毎月口座から決まった額だけ引き落としがあり自動購入されていきます。購入するタイミングを選ぶことはできませんが、いちいちタイミングを狙っては購入を躊躇ってしまう方にピッタリなサービスです。
投資信託の簡単な選び方
「何もしない」とはいえ、最初はたくさんあり過ぎる商品の中から投資商品を選ばないといけません。ご自身でしっかり調べて選ぶのが一番ですが、雑誌やインターネットなどを覗くと情報が氾濫していて、「何がいいのか分からない」「専門用語ばかりで結局は勉強が必要」と早々に心が折れてしまう可能性もあります。
小難しい専門用語などは一旦置いて、ネットショッピング感覚で簡単に選べる方法をお教えします。
・テーマで決める 「テーマ型ファンド」といって、特定のテーマに沿って作られた商品があります。テーマによっては、ITの発展や環境問題、高齢者支援など世の中の課題に取り組む企業を応援することができます。ご当地ファンドといって、地域に貢献できるものもあります。投資は「応援したい」という気持ちが重要です。ダイレクトにその気持ちを反映できるのが「テーマ型ファンド」と言えます。
・会社の熱いメッセージで決める 投資信託商品は、販売会社が運用会社と投資家の間に立って販売する形態がメジャーとなっていますが、販売会社を介さない「直販」タイプの投資信託会社もあります。運用側は販売会社による指示などがないので、素直に自分たちの作りたい商品を作ることができます。実際に商品を見てみると、運用理念をしっかり持ったメッセージ性の強さを感じることでしょう。そこに見えるのは、まさしく「一球入魂」の姿勢。社長をはじめとする社員全員の熱いメッセージから商品を選んでみるのはいかがでしょうか。
・ロボットに決めてもらう 「一切何も考えたくない」という方には、全てロボットに決めてもらうという方法がオススメです。近年注目を集めているロボアドバイザー(人工知能)があなたの年齢や資産状況、資産運用に対する姿勢などから最適なプランを立ててくれるというものです。口座さえ作ってしまえば、あとは簡単なアンケートに答えるだけですぐに資産運用が可能になります。
「何もしなくてもいい資産運用」に重要な姿勢
最初のうちは利益を出すことに拘らず、例え半減したとしても「社会勉強代」として受け止められるだけの金額から始めることをオススメします。
長期で見れば経済は波があって当然です。気長に構えていれば、運用成績で一喜一憂せずに済むことでしょう。たまにチェックし、上がったら上がったで、下がったら下がったで、「何が起こったんだろう?」と気に掛けてみるのもオススメです。世の中のニュースが身近に感じられるかもしれませんよ。
手数料の種類、配当の有無、運用の姿勢などはやりながら勉強していくことも可能です。まずは資産運用に対する食わず嫌いを克服するつもりで、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
かも ゆき
大学時代に趣味でFP2級取得。5年間の金融OL時代は毎晩のようにお酒を飲んで過ごす。現在は専業主婦で一児の母。小さいことは気にしない「ざっくり資産管理」が好き。
(提供: DAILY ANDS )
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