アバルト124スパイダー,マツダ ロードスター
ユーノス ロードスター(写真= ZUU online 編集部)

ブランドの歴史、クルマづくりの姿勢に共感できるか

一方、マツダ ロードスターは世界生産で「ギネス記録」有するライトウェイトスポーツカーだ。1989年4月より生産を開始し、2016年4月には累計生産台数で100万台を突破している。

初代ユーノス・ロードスターから「人馬一体」の走りをコンセプトにFR、N/Aエンジン、徹底的な軽量化にこだわり続けてきたライトウェイトスポーツカー。その一貫した姿勢が世界中で愛され続ける理由の一つなのだろう。2015年には魂動(こどう)デザインをまとった4代目ロードスターが登場し、話題を呼んだことは記憶に新しい。価格は249.48万円~319.68万円でこちらもスポーツカーとしてはお手頃といえる。

「アバルト124スパイダー」と「マツダロードスター」。兄弟でありながらも、そのキャラクターは全く異なる。

クルマ選びは性能や価格も一つの要素であるが、それだけではない。特にスポーツカーを選ぶ際にはそのブランドが有する歴史、クルマづくりの姿勢に共感できるかが、最終的な決め手となるのかも知れない。(モータージャーナリスト 池谷真子)

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