10年ぶりに復活する新型「NSX」
初代が生産中止となってから10年以上を経て、まもなく2代目NSXが登場する。ここで日本よりも一足早く販売をスタートした米国での公式発表をまとめてみよう。
エンジンは最高出力573ps、65.8kgmの最大トルクを発生させ、縦置きとなった。9速のデュアル クラッチ トランスミッションが組み合わされ、最高速度は307km/h。ボディはアルミ中心であるが、カーボンファイバーなど新素材との組み合わせも採用している。
新型NSXはオハイオ州にあるパフォーマンス・マニュファクチュアリング・センターで生産される。とりわけV6エンジンは手作業で組み立てられるので、完成には相応の時間を要することになるだろう。
8月25日から商談申し込みスタート
日本では、全国のホンダ・カーズの中から選定した「NSX パフォーマンスディーラー」が販売からメンテナンスまでを一貫してサポートする。
同ディーラーは、スーパースポーツのメンテナンスに必要な専用設備を備え、ホンダが認定したサービスエンジニアである「NSX スペシャリスト」が在籍する店舗に限定される。NSXの専門家でないとメンテナンスできない仕組みなので、当然ながら修理費も高額になりそうだ。
購入のサポートおよび商談の申し込み受付は、8月25日にNSXパフォーマンスディーラーで開始される。「おやじを目指した初代NSX」の生産終了から10年あまり、まもなく復活する「2代目NSX」の登場を楽しみに待ちたい。(モータージャーナリスト 高橋大介)
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