ヤーマン、美容・健康機器の販売好調

今回はヤーマン、ブレインパッド、日本金銭機械をみてみよう。

ヤーマンは美容・健康機器メーカー。販売好調と原価低減を背景に業績が伸びており、成長性を見込んだ買いが続いている。

9月13日に公表した5~7月期連結決算で、営業利益が前年同期の約2.2倍の11億700万円になったことが伝えられた。市場予想を大幅に上回る内容と受け止められ、買いが殺到し株価を大きく押し上げた。

美容家電や健康機器は、電化製品が浸透した成熟社会にあっても需要が根強いとされている。

ブレインパッド、人工知能関連ビジネスで存在感発揮

ブレインパッドはデータ分析を強みとする新興企業。ビッグデータの活用のほか、レコメンドや広告最適化などのデジタルマーケティングサービスの提供により、顧客企業の商品販売を促進する支援事業を行っている。

このところ、人工知能関連のニュースリリースを積極的に発表しており、市場参加者の注目を集めたようだ。

最近のリリースでは、人工知能のビジネス活用を支援する「機械学習/ディープラーニング活用サービス」の提供を開始したほか、ドローンによる空撮測量サービスを提供するエアロセンス社に対し空撮画像処理にディープラーニングを適用するサービス導入などが材料視された。

日本金銭機械、カジノ関連株として人気化

日本金銭機械は、硬貨計数機などを主力とする貨幣処理機大手だ。秋の臨時国会を控え、カジノ解禁への思惑から、カジノ関連株として人気化している。

日本経済新聞は9月22日朝刊で、松井一郎大阪府知事と吉村洋文大阪市長らが会談し、2025年に誘致を目指す万国博覧会の主会場が大阪湾の夢洲(ゆめしま)に一本化されることが決まったと報じた。

カジノを含む統合型リゾート(IR)施設は23年開業を目指している。同じ夢洲で万博とIRのプロジェクトが同時進行すると伝えている。(ZUU online 編集部)

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