資産形成の種類と注意点(リスク)

積み立てということを前提にすると、最も始めやすいのが「積立預金」である。ただ、今は金利が低いので資産運用効果は低い。手堅く投資用の原資を作るために始めるのはよいが、これだけで資産形成するのは大変である。

次に、「投資信託」が考えられる。いわゆる「ファンド」であるが、世界分散投資をするものから、国内株式のみに投資するものなど様々な種類がある。これも毎月一定の金額を積み立てられる。どのようなファンドを選ぶかによってリスクが異なるので、選択に注意することと、コストが掛かるので信託報酬が安いものを選ぶようにしたい。

それと、貯蓄性が高い保険に加入することも考えられる。保険の良い点は解約しづらいということである。毎月保険料を支払っているうちに知らず知らずのうちにお金が貯まるというメリットがある。ただ、途中解約すると損をするのでその点は注意が必要である。

「投資は怖い」と思っている人も多いと思うが、インフレによって資産価値は減少するし、世界経済がグローバル化する中で、為替が円安に動けば、円の世界的な価値は一瞬で目減りする。「何もしなければ損はしない」と思っているかもしれないがそれは間違いである。しっかりと分散投資をしながら資産を形成していって欲しい。(提供: みんなの投資online

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