第5位 KPMG LLP(4位)

KPMG LLPは世界4大会計事務所の1つであり、4大会計事務所の中でも成長著しい一流会計事務所である。2016年には「働きがいのある会社上位100社」にも選ばれている。「挑戦しがいのある仕事をする機会を与えてくれる」など自己成長につながる環境は評価が高い。一方、「出張が多すぎる」、「長時間労働でストレスが溜まる」など激務な点は他の会計事務所と変わらないようだ。

第4位 Grant Thornton LLP(5位)

グランドソントンは年間売上高14億ドルを超える米国の大手会計事務所であり、民間企業から行政機関、宗教団体に至るまで幅広い顧客にサービスを提供している。ワークライフバランスの充実の推進や大手ながらベンチャー企業のような柔軟性とカルチャーがある点が従業員の士気を高めているが、「仕事の要求水準が高すぎる」など要求水準についていけない従業員もいるようだ。

第3位 Ernst & Young LLP (EY)(2位)

Ernst & Young は売上高が全米の会計事務所で第3位を誇る、世界4大会計事務所の一角を占める名門会計事務所である。ありとあらゆる産業に会計サービスを提供しており、その売上高は112億ドルにも達する。「有名企業など一流の顧客と仕事ができる」、「チャレンジングで仕事が楽しめる環境がある」など名門会計事務所ならではの評価が目立つ一方、「考え方が古い」といった老舗会計事務所らしい悩みもあるようだ。

第2位 Deloitte LLP(3位)

デロイトは全世界に7万人以上の従業員を抱える世界屈指の会計事務所であり、米国での売上高では第1位となっている。日本でも会計監査サービスの他、コンサルティングサービスを提供しているため日本での知名度も高い。優秀でモチベーションが高い人材が集まり、チームワークを重視するカルチャーにも定評がある。しかし、仕事の要求水準の高さや長時間労働は相当なもののようだ。

第1位 PwC LLP(1位)

プライスウォーターハウス・クーパースは世界最大級の会計事務所であり、世界の大企業500社の90%以上を顧客に持つといわれる。「研修制度や昇進の機会が充実しており、一流の顧客と仕事ができる」と環境面で非常に高い評価を得た一方で、「仕事とプライベートが切り離せずストレス負荷が大きい」との声もあり、やはりストレスとハードワークはつきもののようだ。(ZUU online 編集部)

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