先月からスタートした小売り企業を中心とする2月期決算企業の中間決算も先週末でほぼ終わりとなりましたが、日本経済新聞が12日までに決算を発表した主要72社を集計したところ全体の純利益は前年同期比で15%減少したとのことです。節約志向が再び強まるなか、百貨店や総合スーパーの業績が総じて悪化するなど、小売企業は苦戦を強いられていると伝えています。

しかし、こうした厳しい環境のなかでも通期の業績予想を上方修正した企業もみられます。そこで今回はこの中間決算で通期の営業利益を上方修正した2月決算銘柄(中間決算発表直前の上方修正も含む)をピックアップしてみました。

例えば上方修正によりローツェ <6323> では減益予想が一転して大幅増益予想となったほか、コーナン商事 <7516> や乃村工芸社 <9716> では一桁の増益予想が二桁の増益予想となっています。

◆通期予想を上方修正した2月決算銘柄

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク】
円安を背景に日本株は堅調な展開を予想 中国指標警戒も日経平均は9月高値を試す場面も
ドイツ銀行と他行への波及:株価底打ちも、抜本的な改善には時間
【決算メモ】ライトオン(7445)
実はまずまず堅調な雇用統計―年内利上げに向けたハードルをクリア―
企業決算が材料に