処方箋が自宅に届く
会計もオンラインでクレジットカードなどを使って済ませます。処方箋が数日以内に自宅に届き、調剤薬局へ処方箋を出して薬を受け取るという流れです。医療機関の中には調剤薬局と連携し、患者の自宅まで処方薬を届ける仕組みを整えているところもあります。
一方、医師との相談に特化したサービスを展開しているのが「first call」です。サービスはテレビ電話を使ってオンラインで医療相談を行い、医師が答えるというのが売りです。
遠隔診療のメリットは、やはり自宅などに居ながら医師の診断やアドバイスを受けることができることです。通院自体がストレスになるという人もいますし、病院嫌いの人にも朗報かもしれません。
また遠隔診療にも健康保険は使えます。その点でも気軽に利用できる環境は整ったといえます。
しかし、遠隔診療にもデメリットはあります。体調や症状の変化があったとき、医師の相談を受けるのが遅れがちになる可能性があります。とにかく病院に行って診察してもらおう、といった行動を先延ばしにする恐れが指摘されています。
遠隔診療のあり方について考える
こうした中、東京女子医大はIT企業と組み、遠隔医療の実証研究を始めると発表しました。
本態性高血圧症と診断された成人男女を対象に、遠隔診療を行う被験者たちと、従来通りの対面診療をする被験者たちとを分け、家庭血圧値について比較試験をするというものです。遠隔診療の効果に関する医学的エビデンスが検証できるかどうか注目されており、遠隔診療のあり方について議論を深めるきっかけになるかもしれません。
ビジネスマンの中にも、病気を抱える人は少なくありません。心身ともに健康であることはビジネスを成功させるためにも必要不可欠でしょう。自分のライフスタイルにあった通院、診療の方法の一つとして遠隔診療に注目してみてはいかがでしょうか。(提供: ヘルスグリッドオンライン )
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