名医との出会いを「橋渡し」するサービスも

セカンドオピニオンサービスで特筆されるシステムが「ドクターオブドクターズネットワーク」です。情報化社会と呼ばれる昨今ですが、それでも一般消費者の私たちが名医と出会うのは、なかなか難しいものです。インターネットの情報は玉石混交なので、どこまで信じて良いのか不安もあります。友人、知人の紹介にも限界があるでしょう。

そんな悩みを解決し、名医との橋渡しをしてくれるのが「ドクターオブドクターズネットワーク」です。このネットワークは、各専門分野を代表する医大の教授や名誉教授クラスの先生が評議員などを務める専門医で構成されています。つまり、ドクターがドクターを評価して、専門の医者を推薦してくれるサービスです。紹介される専門医は、専門のドクターから評価を得ているので安心感が違います。

生命保険の付帯サービスには、このように通常ではなかなか得られない情報を無料で提供してくれるものもあります。やはり命に関わる問題ですからね。いざというときの心強い味方になるのではないでしょうか。

付帯サービスを賢く活用しよう!

このほか、付帯サービスには「こころのサポートサービス」「糖尿病サポートサービス」などを提供している生命保険もあります。

最後に一点、注意して頂きたいのは加入時の生命保険のパンフレットの情報が古くなっている可能性があることです。つまり、加入していたときには提供されていなかったサービスが新たに開始されていることもあります。この機会に加入している保険会社のWebサイトで最新の情報を確認してみてはいかがでしょうか。

また、年に一度保険会社からお知らせが届くと思いますので、そのときに確認してみるのも良いでしょう。

今回は、生命保険の付帯サービスを紹介しました。賢く活用して生活の役に立てたいものですね。

長尾義弘(ながお・よしひろ)
NEO企画代表。ファイナンシャル・プランナー、AFP。徳島県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。1997年にNEO企画を設立。出版プロデューサーとして数々のベストセラーを生み出す。著書に『コワ~い保険の話』(宝島社)、『こんな保険には入るな!』(廣済堂出版)『怖い保険と年金の話』(青春出版社)『商品名で明かす今いちばん得する保険選び』『お金に困らなくなる黄金の法則』(河出書房新社)、『保険ぎらいは本当は正しい』(SBクリエイティブ)、『保険はこの5つから選びなさい』(河出書房新社発行)。監修には別冊宝島の年度版シリーズ『よい保険・悪い保険』など多数。

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