仕事関係者も見ている! SNSを使用するうえでの注意点とは
仕事関係者にも見られている、SNSでの振る舞いの注意点を5つ紹介する。
● 投稿時間に気をつける
SNSは投稿時間が表示される。たとえ移動中であっても、就業時間内の投稿は快く思わない同僚や上司もいるので避けるべきだろう。勤務中のSNS利用が業務怠慢とみなされ、処罰の対象となることもある。コメントや「いいね!」をつける時間にも注意が必要だ。またウイルス感染や情報漏えいの危険性があるため、会社支給のPCでSNSにアクセスはしないようにしよう。
● 情報の公開範囲を制限する
申請やリクエストをもらって友達になった仕事関係の人と、プライベートな話題でつながれることはSNSの醍醐味でもあるが、あまりにも会社での姿から一変したふざけた投稿や、内輪で盛り上がっている投稿などは、ビジネス関係の友達を公開範囲から外すようにしよう。投稿のトーンに応じて公開相手を使い分けるのも、ビジネスマナーの一つだ。
● 職場の写真投稿には特に注意
最近ではスマートフォンなどで気軽に撮影できるため、職場で同僚たちと写真を撮って盛り上がることもあるかもしれない。しかし、オフィスにはいろんな機密情報があふれている。何気ないオフィスの写真でも、机の上の資料や掲示物など社外秘のものが写り込んでいる可能性は高いので、撮影しても投稿は控えるべきだ。
● 「いいね!」の強要をしない
「いいね!」がほしくてリクエストしたり、シェアを連発したりするのは印象がよくない。SNS経験が浅い上司が部下に「いいね!」やコメントを強要するソーシャルネットワーク・ハラスメント(ソーハラ)も増えているという。
● タグ付けは勝手にしない
FacebookやInstagramでよく見かけるタグ付け。しかし、その友達が実はどこで何をしていたかを知られたくない事情があるかもしれない。無許可でのタグ付けは仕事関係の相手ならなおさら厳禁だ。必ず事前に確認を取ってからにしよう。
SNSはコミュニケーション能力が求められるビジネスにおいて、有効なツールであることは間違いない。ただ、使い方によっては逆効果になってしまい、職場の雰囲気を悪くすることもある。便利さとリスクは表裏一体であることを忘れてはならない。トラブルを防ぐには各自のモラルに委ねるだけでは難しい場合もあるので、今後は会社独自のSNSルール整備など、従業員のITリテラシーを高める環境が必要となるだろう。(提供: 百計オンライン )
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