"ふるさと納税 手続き ふるさと納税 やり方 ふるさと納税 方法"
(写真=Thinkstock/GettyImages)

確定申告が必要だったふるさと納税だが、サラリーマンにはその手間が面倒だと感じる人も多かったようだ。ふるさと納税には興味があるのだが、まだ利用したことがないという方はふるさと納税サイトを早速のぞいてみるとよいだろう。

ふるさと納税には、さまざまな地域の魅力を伝える素敵なお礼品が揃っている。地元では有名でも、他の地域ではあまり知られていなかった特産品や、産地から直接届く新鮮な食料品、名工が腕を振るった工芸品など、眺めているだけでも旅行気分が味わえるだろう。

ふるさと納税とは

ふるさと納税は、「納税」と言われているが、実際のところその地域に対する寄付金である。そのため、ふるさと納税の説明の多くは「寄附をする」という表現が使われている。ふるさと納税は、地方自治体に寄附をすることで、寄附金額から2,000円を控除した金額の分だけ、所得税の還付と住民税の控除を受けられるという制度だ。

ふるさと納税が他の節税方法のやり方と違って人気なのは、多くの地方自治体で寄附のお礼として特産品などを用意している点だ。つまり、自己負担2,000円で寄附金に応じた特産品をお礼としてもらえるため、確実にメリットが受けられるのだ。

さらに、多くの自治体ではふるさと納税で集めた寄附金の使途を開示しており、寄付金がどのように使われるか確認した上で、寄付するかどうか決められることも魅力の一つだ。

確認申告時に用意するもの

ふるさと納税の確定申告に必要なのが寄附金の受領書だ。これがなければふるさと納税で納めた寄附金の額を証明することができない。さらに、この他の確定申告には必要書類を準備しておく必要がある。

寄附金受領証明書や給与、年金の源泉徴収票、社会保険料、国民年金保険料の金額の証明書、医療費控除を受ける場合には医療費の原本領収書、生命保険、介護保険、地震保険料証明書、住宅ローン控除がある場合には銀行が発行している借入金の年末残高証明書、扶養に入れる予定のある家族の収入を証明するものや生年月日等の情報、確定申告書、還付金受取の口座通帳、印鑑といった書類が必要だ。

基本的にこのような必要書類を事前に準備しておけば、ふるさと納税の確定申告も簡単に行えるだろう。

ふるさと納税の方法

ふるさと納税を行うと寄附金のうち2000円を超えた部分が納めた税金から控除されることになる。寄附金から2000円を引いた残りがそのまま戻ってくるわけではない。まず、確定申告書の時期(2月〜3月)になると寄付を行ったそれぞれの市区町村から「寄附受領証明書」といわれる領収書のようなものが送付される。

そして、確定申告から1,2ヶ月後所得税から寄付金の約10%分が還付される。これは寄付金から自己負担額の2000円を引いた金額の10%分である。3,4ヶ月後に住民税の通知が届きこの時に残りの90%分が控除される。住民税の場合は還付ではなく減額という形で控除される。

確定申告の方法

1 インターネットもしくは税務署にて申告書を入手
2 源泉徴収票などを見て必要事項を記入
3 寄附金控除欄に必要事項を記入する。(寄附件数分記入)
4 税務署に書類の提出

以上が確定申告のやり方だが、寄附金控除欄の記入が増えるだけで記入はそれほど難しいことではない。

気をつけること

大変魅力的なふるさと納税だが、方法を間違うと税金の控除が受けられないことにもなる。こんなはずではなかった、と後からならないように注意する必要があるため、気をつけるポイントをあげる。

1.お礼の受取時期

寄附金に対するお礼として期待しているのが、その地域の旬の特産品だ。産地直送で旬が売りなので、発送時期が決まっている。順番待ちの場合もあり、忘れた頃に商品が届くということもある。夏場で生物が届く場合は冷蔵庫の調整をする必要があるかもしれないので、注意が必要だ。

2.控除額の上限

確定申告して還付される税金は源泉徴収票に基づいて正確な金額が計算されることになる。年収や所得控除によって複雑になっており、すべての人が一律ではない。不安な場合は近くの役場で確認しておくと良いだろう。

3.ワンストップ特例

確定申告しなくても控除がうけられるワンストップ特例というサービスがある。これが適用されるのは確定申告をせず、自治体5箇所までと決まっているのでそれ以上の地域のふるさと納税を利用したい方は確定申告をする必要がある。

4.還付の確認

ふるさと納税をし、美味しいお礼を受け取ってそこで完了してしまった。となってはいけない。確定申告をしなければ税金の控除を受けることができない。確定申告を行い税金の還付を受けて完了なのである。

確定申告を行ったり、ワンストップ特例で書類を送ったりするとしても税金の還付を受けるにはそれなりの手続きが必要なのがふるさと納税だ。手続きというと面倒に感じるかもしれないが実際にやってみると案外あっけなく終わることに気づくはずだ。最初の一回は準備物などに手間取るかもしれないが懲りずにチャレンジしていただきたい。

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